指定を受けている特区・特定都市再生緊急整備地域

スタートアップ・エコシステム 東京コンソーシアム

■概要 
国では関係省庁が連携して、世界に伍する日本型のスタートアップ・エコシステムの拠点の形成と発展を支援しています。
スタートアップや支援者の集積と潜在力を有する都市において、地方自治体、大学、民間組織等が策定した拠点形成計画を国が認定し、選ばれた都市に対して、国の補助事業、海外展開支援、規制緩和等が展開されるものです。
グロバール拠点都市に選定された「スタートアップ・エコシステム 東京コンソーシアム」では、東京都が中心となり、研究開発拠点を有する川崎市、横浜市、つくば市、和光市等の自治体、大学、民間事業者、ベンチャー企業支援団体など181(2020年7月現在)の機関が参画し、イノベーションの成果を社会実装し、地域に還元することを目的として、産学官金の連携によるベンチャー企業創出や成長促進等の取組を実施しています。
詳細は以下のページをご参照ください。

 

■関連リンク
内閣府ホームページ

 

特定都市再生緊急整備地域

■概要 
都市再生緊急整備地域については、都市の国際競争力強化を図るため、都市開発事業等を通じて緊急かつ重点的に市街地の整備を推進すべき都市再生の拠点として、都市再生特別措置法に基づき国の政令により指定されています。そのうち、都市の国際競争力の強化を図る上で、特に有効な地域として特定都市再生緊急整備地域が指定されています。
都市再生緊急整備地域においては、規制緩和や金融支援、税制支援、財政支援などの国の支援を受けることができますが、特定都市再生緊急整備地域については、その支援措置がより手厚く受けられる地域となっています。
川崎市内の特定都市再生緊急整備地域については、殿町キング スカイフロントを含む地域が「羽田空港南・川崎殿町・大師河原地域」として指定されています。
詳細は以下のページをご参照ください。

 

■関連リンク
川崎市ホームページ

 

京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区

■概要 
総合特別区域とは、「我が国の経済成長のエンジンとなる産業・機能の集積拠点の形成について先駆的取組を行う実現可能性の高い区域」として国が指定したものです。特区においては、 規制の緩和、法人税の軽減等の税制上の支援措置などの特例措置・支援措置を受けることができます。
神奈川県、横浜市、川崎市の3団体では、平成23年12月に国に指定された「京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区」により、京浜臨海部に集積する産業基盤等の地域資源を最大限に活用しつつ、グローバル企業が先導して医薬品・医療機器産業を活性化させ、国際競争力の向上、関連産業や中小企業等への波及効果を引き出し、経済成長とライフイノベーションの実現に向けた取組みを推進しています。

 

■特区のメリット
・地域独自の規制の特例措置
・税制上の支援措置
・財政上の支援措置
・金融上の支援措置


 

■関連リンク
京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区ホームページ

 

 

国家戦略特区

■概要
国家戦略特区とは、経済社会の構造改革を重点的に推進することにより、産業の国際競争力を強化するとともに、国際的な経済活動の拠点の形成を促進する観点から、国が定めた区域であり、国が主導となり、地方、民間と一体となって規制改革等の施策を総合的かつ集中的に推進するものです。
川崎市は、東京都、神奈川県並びに千葉県千葉市、成田市を含む東京圏として、国家戦略特区に指定されています。
国家戦略特区に関する法令や閣議決定などの制度に関する事項、国の検討状況についての詳細は以下のページをご参照ください。

 

■関連リンク
内閣府国家戦略特区ホームページ

キングスカイフロントで展開されてきた大型研究プロジェクト

キング スカイフロントでは、国の研究プロジェクトを活用した研究開発や社会実装プロジェクトが複数、展開されてきました。
その中でも規模の大きい3つのプロジェクトを紹介します。

 

 

 

国立研究開発法人科学技術振興機構
革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM2013-2021年度
(※2022年3月31日をもって事業期間が終了しました。)

■テーマ
 スマートライフケア社会への変革を先導するものづくりオープンイノベーション拠点
 (COINS)

「体内病院」の実現を目指す!
 医療にかかる手間やコスト、距離を意識することなく、病気や治療から解放され、日常生活の中で自律的に健康を手にすることができる社会の実現を目指します。それを実現させるのは、体内で24時間巡回し、病気の予兆を見つけ、治療を行い、体外に情報を直ちに知らせる、夢のスマートナノマシンです。その開発に向けて、世界最先端のナノ医療研究機関や企業が結集し、産学官の壁を越えた融合研究を進めます。

 

 

体内病院実現に向けた6つのアプローチ

 

■関連リンク
 ・COINS
 ・ナノ医療イノベーションセンター
 ・国立研究開発法人科学技術振興機構 COIプログラム

 

 

国立研究開発法人科学技術振興
リサーチコンプレックス推進プログラム(2015-2019年度)
(※2020年3月31日をもって事業期間が終了しました。)

■テーマ
 世界に誇る社会システムと技術の革新で新産業を創るWellbeing Research Campus

 

■目標
 世界に先駆けて経験する超高齢社会の課題に向き合うことを通して、持続的に世界中の人々のウェルビーイングを高め、より魅力的で豊かな生活を実現させるための知見と製品・サービスを生み出す。

 

■ビジョン
 ・Global Wellbeing Innovator:
  世界をリードする複数の研究チーム・研究機関が集積しイノベーションの推進力となる地域
 ・Data-driven Innovation for Wellbeing:
  ヘルスケアICTとデータサイエンスによる最先端情報基盤が最先端ウェルビーイング研究
  を加速化させる地域
 ・Sustainable Research Campus
  ヒト・チエ・モノ・資金が循環し自律的・継続的に成長する地域

 

■提案主体
 ・中 核 機 関:慶應義塾大学
 ・提案自治体:川崎市、神奈川県、横浜市、大田区
 ・提 案 機 関:神奈川県立産業技術総合研究所、東京大学、東京工業大学、横浜市立大学、富士フイルム㈱、CYBERDYNE㈱
 ・参 画 機 関:理化学研究所、横浜国立大学、東邦大学、国立医薬品食品衛生研究所、実験動物中央研究所、川崎市産業振興財団、大田区産業振興協会、味の素㈱、 ジョンソン・エンド・ジョンソン㈱、ヤマトロジスティクス㈱、 ㈱ケイエスピー、㈱横浜銀行、ペプチドリーム㈱、イーピーエス㈱、 日本メドトロニック㈱、塩野義製薬㈱

 

 

■関連リンク
 ・慶応義塾大学 殿町 タウンキャンパス
 ・国立研究開発法人科学技術振興

 

 

文部科学省
平成29年度地域イノベーション・エコシステム形成プログラム(2017-2021年度)
(※2022年3月31日をもって事業期間が終了しました。)

■テーマ
 IT創薬技術と化学合成技術の融合による革新的な中分子創薬フローの事業化

 

■概要 
 ・東京工業大学が保有するIT技術を利用した創薬支援(IT創薬)と化学合成技術等の融合による革新的な中分子創薬事業フローを構築する。
 ・川崎市殿町国際戦略拠点「キング スカイフロント」を中心とした川崎市内企業等との産学官連携により、基礎・基盤研究と創薬事業を橋渡しするイノベーション・エコシステムを形成することで、我が国における中分子創薬の開発効率を大幅に向上させることを目的とする。

 

■主な参画機関
 東京工業大学、川崎市、公益財団法人川崎市産業振興財団

 

 

■中分子創薬に関わる次世代産業研究会 (旧「中分子×IT×創薬ビジネス研究会) 
 拠点におけるプロジェクトの1つ。通称IMD2(アイエムディーツー)。川崎市域に集積する異分野技術を融合・結合することにより、中分子創薬における革新的なバリューチェーンを作り出すため、事業創出に向けたセミナーやネットワーキングなどを行う研究会。会員制(当面、無償)。

 

■関連リンク
 ・東京工業大学中分子IT創薬研究推進体(MIDL)