川崎市臨海部国際戦略本部キングスカイフロントマネジメントセンター

2025.11.19 2025年度第1回 iCONM/CHANGE 市民公開講座

市民公開講座

日本人の三大死因から見える 「ケアする力」の重要性

 

院内にアートギャラリーを設け、クラシックコンサートを催すなど、患者さんの心情に寄り添うとともに、がんサロンや「みんなの健康塾」など疾患啓発にも力を入れる石心会 第二川崎幸クリニックの関川浩司院長先生を基調講演者に迎えます。

 

「我が国の三大死因よもやま話」と題した講演では、急激な少子高齢化で変化する医療の現状から、今一度「生老病死」を見つめ直すことの重要性について話題提供して頂きます。

日本人の死因のトップは未だに悪性腫瘍(がん)ですが、少子高齢化に伴い心不全または老衰で亡くなる方が急増し、がんで亡くなる方の比率は年々減少傾向にあります。その背景には医学の発展に伴う革新的な治療法や検査法が使えるようになってきたことがあげられますが、それに伴い退院後の「ケアの質」にも目を向けていく必要があります。

病院と異なり、在宅医療では医師や看護師が患者さん(療養者)のケアに費やせる時間は限られています。本人や家族が少しでも多くのケアに関する知識とマインド(ケアする力)を持つことで、「ケアの質」を改善することができます。

基調講演に続くパネル討論では、関川先生に加えて、地域ケアを担う医療多職種の皆さまが登壇し、がん・心不全・老衰の家庭におけるケアのあり方についてお話します。

 

開催概要

  • 日時 令和7年11月30日(日曜日) 午後2時~午後4時30分
  • 場所 ZOOM ウェビナーによるオンライン開催
  • 参加費 無料
  • 主催 川崎市産業振興財団 ナノ医療イノベーションセンター(iCONM)
  • 共催 社会医療法人財団 石心会 

後援 川崎市、川崎市看護協会

 プログラム

基調講演

「我が国の三大死因よもやま話」

石心会 第二川崎幸クリニック 関川 浩司 院長先生

パネル討論

パネリスト(50音順)
  • 浅田 浩明 先生(理学療法士)
    石心会 川崎幸病院 リハビリテーション部 部長
  • 漆畑 俊哉 先生(薬剤師)
    日本心不全薬学共創機構 代表理事。博士(薬学)
  • 関川 浩司 先生(医師)
    石心会 第二川崎幸クリニック 院長
  • 深井 純子 先生(主任介護支援専門員)
    石心会 在宅事業部 地域ケアコーディネーター
  • 増田 邦子 先生(管理栄養士)
    日本摂食嚥下リハビリテーション学会 認定士・評議員
  • モデレータ(司会)
    島﨑 眞
    ナノ医療イノベーションセンター・コミュニケーションマネジャー

申込方法

以下のサイトから事前登録をお願いします。

市民公開講座 申込リンク外部リンク

申込締切︓ 2025年11月28日(金曜日) 正午

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市民公開講座チラシ

主催者問合せ先

川崎市産業振興財団 ナノ医療イノベーションセンター(iCONM 広報)
電話 044-589-6326
メール iconm-pr@kawasaki-net.ne.jp